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ウミガメを見つけたら…

ウミガメがいた!(夜バージョン)

 宮崎県の砂浜海岸には、4月末から8月末にかけて、アカウミガメが産卵のために上陸してきます。上陸してきたアカウミガメは、非常に敏感になっており、人の気配や明かりを感じると、海に戻っていくこともあります。
 もし夜の海岸でアカウミガメを見つけたときには、 大きな声を出さず、明かりを直接当てず、少し離れてそっと見守ってやってください。産卵に適した場所を見つけたアカウミガメは、移動をやめて穴を掘り卵を産み始めるでしょう。卵を産み始めると、めったなことでは途中で止めて海へ戻っていくことはありませんが、安心して産卵させてやるために、脅かさずにそっと観察しましょう。

産卵中のアカウミガメの写真

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ウミガメがいた!(昼バージョン)

 アカウミガメは日が完全に暮れた午後9時ころから明け方にかけて、産卵のために上陸してきます。そのため、昼間に上陸しているウミガメを見ることはほとんどありません。しかし、何かしらの事故(テトラポットにはまって身動きがとれなくなった、岩場に乗り上げて身動きがとれなくなった、産卵に疲れて帰る気力が失せた、などなど)により、昼間に発見されることもあります。
 もしそういうアカウミガメを見つけた場合には、少し観察してから、どう見てもアカウミガメが自力で海に戻ることが不可能だと思ったら、宮崎野生動物研究会までご連絡ください。救出活動に向かいます(と言っても持ち上げて海に帰すだけですが…)。
 また、宮崎県に産卵しに来るウミガメはほとんどがアカウミガメですが、アオウミガメや他の種類のウミガメが間違って上陸してくることも考えられ、そのような場合には、非常に貴重な記録になる可能性があります。もし昼間にウミガメを見つけた場合には、ぜひ宮崎野生動物研究会までご連絡ください。見つけてすぐに連絡ができない場合は、発見日時、場所、見つけたカメの特徴(できればカメの写真があると判別に役立ちます)などを、後でかまいませんのでご連絡ください。

アオウミガメの写真

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ウミガメの死体を見つけた!

 年に数個体ですが、宮崎県の海岸にもウミガメの死体が漂着します。新鮮な死体もありますが、死んでから時間が経ったものは、腐敗が進みガスが発生して体がパンパンに膨らんでいる場合もあります。そのような死体は臭いも強烈です。
 このようなウミガメは、なぜ死んでしまったのでしょうか??死んだ理由を特定することは難しいことですが、宮崎野生動物研究会ではこのような死体漂着情報を集め、できるかぎり死体の解剖を行うことにより、死因の究明を行っています。 ウミガメの死体を見つけたときは、宮崎野生動物研究会までご連絡ください。

打ち上げられたアカウミガメの死体の写真

世界一大きいオサガメの死体

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ウミガメの赤ちゃんを見つけた!

 あなたはラッキー! アカウミガメの調査をしていてもそう簡単には子ガメが海へ行く姿を見ることはできません。もし、偶然アカウミガメの赤ちゃんが海へ行く姿を見つけた場合は、邪魔しないように応援してやりましょう!巣穴から出てきて一目散に海へ向かいますが、中には休憩休憩しながら進む子ガメもいますし、海までたどり着いても波に押し戻されていつまでたっても海の中に進めない子ガメもいます。そういう子ガメを見つけると、手助けしてやりたくなりますが、そこはじっとこらえて見守ってやりましょう。海に旅立っていく子ガメを見ると、無事に成長して戻ってこいよ〜といつも思ってしまいます。

初めて大洋に入る子ガメ

 アカウミガメの子ガメの孵化を簡単にご説明しましょう。砂の中に産み落とされたアカウミガメの卵は、温度によって異なりますが、40日〜80日ほどで孵化して子ガメになります。子ガメは他の子ガメ達と一緒に砂をくずしながら地表へ向かい、砂の中から脱出した後は一気に海へ向かいます。子ガメが砂の中から脱出して海へ向かうのは、たいてい夜間です。昼間は砂の温度が上がって危険ですし、天敵にも見つかりやすいからでしょうか。
 また、海と反対側に明るい光があると、子ガメ達は迷って海とは違う方向に歩き続けることがあります。そのため、もし7月から9月にかけて夜の海に遊びに行ったときは、陸側から砂浜に強い光(車のライト、花火など)をあてないようお願いします。

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ウミガメと泳いだ!(ダイバーの方へ)

 宮崎野生動物研究会では、1973年以来毎年アカウミガメの調査を行っています。しかし、まだまだアカウミガメの生態全般に関しては分からないことだらけです。それはなぜかというと、産卵の時期にメスのアカウミガメが上陸してくる以外は、ほとんど観察することができないからです。宮崎野生動物研究会の会員でも、オスのアカウミガメを見たことがある人は少ないでしょう。
 宮崎県の砂浜に上陸してくるアカウミガメに関するデータはかなり蓄積されてきていますが、海の中の状況はほとんど分かっていません。そこでダイビングをしている途中にウミガメを目撃したという方は、ぜひその情報を宮崎野生動物研究会に教えてください。写真も添えていただくと、ウミガメの種類や雌雄までだいたい分かります。いつぐらいから宮崎近海に集まり、そして分散していくのか。非常に興味のあるデータが得られると思います。

アカウミガメの遊泳

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ウミガメを捕まえちゃった!(漁師の方へ)

 もし、漁や魚釣りをされている方で、ウミガメに関する情報をお持ちの方は、ぜひ宮崎野生動物研究会までご連絡ください。ウミガメが網の中に入ってしまった、間違って釣り上げてしまった、など何でも結構です。ウミガメが海のどこに住んでいるかを知る貴重な情報となります。
  また、宮崎野生動物研究会では毎年、産卵に上陸したアカウミガメに標識を付けて再放流しています。そのような標識(番号が書かれたプラスチック製あるいは金属製のタグ)を付けたアカウミガメを見かけたら、番号や記号を記録して、見かけた日時や場所とともに宮崎野生動物研究会にご連絡ください。これも、さらに貴重な情報になります。その他にも、宮崎県に産卵に上陸することのないアオウミガメやタイマイは情報がほとんどないので、ぜひぜひご一報ください!

プラスチックタグ   金属タグ

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ウミガメがいじめられていた!

もちろん、助けてあげましょう!

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